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2026年8月8日エイトブログ業界トレンド事業戦略採用

AI検索でECサイトの流入が減る本当の理由と見直し方

検索順位は変わらないのに、ECサイトへの流入だけが減っていませんか。生成AI検索の普及で評価軸が変わりつつある中、商品ページの情報設計を今日から見直す4つのポイントを解説します。

「検索順位は去年と変わらないのに、サイトへの流入だけが減っている」——ECを運営する経営者から、こうした相談が増えています。原因は検索エンジンのアルゴリズム変動ではなく、検索という行為そのものの構造が変わり始めていることにあります。

「見つかっているのに選ばれない」という現場のジレンマ

Googleの検索結果に表示されるAIによる要約や、ChatGPT・Perplexityなど生成AIを使った検索が急速に普及し、ユーザーがリンクをクリックせずに答えを得てしまう「ゼロクリック検索」が広がっています。あるアパレル系ECの事例では、指名検索以外からの流入が半年で4割近く落ち込んでいました。検索順位は変わらず、SEO施策も継続していたにもかかわらず、です。特定の会社だけの現象ではなく、EC業界全体で進んでいる構造変化の一部だと捉えるべきでしょう。

原因は「順位」ではなく「情報の構造」にある

従来のSEOは、キーワードの一致率やリンクの数といった「検索エンジンが評価しやすい指標」を軸に最適化されてきました。しかし生成AIは、ページの見出しや文章から回答を要約して提示するため、評価の軸が「事実がどれだけ明確に、構造的に書かれているか」へ移っています。商品ページに比較情報や利用シーンの説明が乏しく、価格とスペックの一覧しかない場合、AIは他社のレビュー記事やまとめサイトから回答を合成してしまい、自社サイトは引用されず埋もれてしまうのです。

今日から見直せる4つのポイント

  • 商品ページにQ&A形式で「なぜこの商品が向いているか」を明記する
  • FAQやProductの構造化データ(schema.org)を実装し、AIが情報を正確に読み取れる状態にする
  • 自社独自のレビュー数値や利用データなど、他社が持たない「一次情報」を本文に盛り込む
  • 月に一度、自社の商品名やブランド名でAI検索に質問し、引用され方を定点観測する

これらは大掛かりなリニューアルをせずに、既存ページへの加筆と構造化データの追加だけで着手できる範囲です。

さいごに

検索の仕組みが変わっていく中で、「順位」という一つの指標だけを見ていると、変化に気づいた頃には流入が半分になっていることもあります。まずは自社の主力商品ページが、AIに引用されやすい形になっているか点検してみてはいかがでしょうか。こうしたサイト構造の見直しをDXとして相談したい方、あるいはこの分野に関心があり一緒に手を動かしてみたいエンジニア・PMの方は、お気軽にお声がけください。

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